未来につなぐ - 進行中 -

一月七日 地鎮祭

この日に地鎮祭が行われました。

土地の気を鎮め、工事の安全を祈願。
お騒がせしますが、絶対いいものを作りますので . . .

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                        〜彩園スタッフ
                        高揚感と不安の入り交じるひととき

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      ー すべては三隅さんの
                "想い”から始まった

いつもにこやかな月の峠のオーナー三隅さん。
入念におはらいの準備を整えます。

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                     酒と塩を撒いていく

                田んぼ、畑の敷地ごとに安全を祈願してまわります。

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このとき三隅さんの胸にはどのような想いが
去来していたのだろう . . . . 


石垣の保全

工事を行うにあたり、石垣に手を加えない形での造成が進められました。
一度取り除いて再び積み直すこともいけません。

この石垣の保全は、今回の工事を通じて常に細心の注意を
払わなければならない重要なポイントです。

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                                               自治体、大学による調査      





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伐採

のび放題のヤブを伐り拓く作業が始まりました。予想どうりの大仕事になりました。
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   最初はこんなだったなぁ . . . . 




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外からクレーンで引っ張ってもなかなかとれません。中から人が、一本一本絡み付いたツタを切り離して、引きずりだしていきます。




折れたり、枯れたりした竹を間引きして透かしてやることで奥まで見透かせるようにする。tke.jpg新規プロジェクト(1)_1.jpg繁茂しすぎたカズラや草を少し整理してやると古の時代の石垣が。




石橋

総重量2トンの石橋。橋の下の石垣を壊さぬよう、慎重かつ頑丈な基礎を打つ。この橋をわたって思い思いに散策してほしい。



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  ”チームワーク” ~ 全ての作業の根幹








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枕木フリースペース

杉木立のそば、沢をのぞきこむ場所へ枕木の広場を作る。
ベンチを置いて森林浴を満喫するもよし、テーブルを置いて
パンをほおばりながらティータイムもいいだろう。
周りを雑木に囲まれた癒しのスポット。

作業が一段落したところで、
差し入れのパンをみんなでありがたく頂きました。
どれもおいしくて力が湧いてきます。
さあ、もうひと頑張りしよう!



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みんなよくおみやげ用に買いにいってます。







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石炉

素朴な石の炉を製作中。ここでたき火をしたり、バーベキューや
ヤマメなどを焼いて食べたらさぞおいしいことだろう。
子供たちにもおおいに遊んでもらいたい。

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かなり野趣あふれる仕上がりに






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恵介:「 #$&"!%'()@!!!! 」
矢野君:「????」

新人の矢野君に石の扱い方をおしえる。
この現場では様々なことを体験でき、いい勉強になる。
しっかり学んで立派な職人に育ってほしい。


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がんばってね!

でっかいヤマザクラ搬入

13m超のヤマザクラを南九州の山の中から、
はるばるこの秋月の地に移植する。
とにかく長い。山中を夜中に出発して、
いったん別の車に積み替えたのち、早朝まだ暗いうちに秋月へ。
対向車が少ないのと、その他の理由による。
もちろん大型トラックに一本しか積めない。
朝、この木を見た三隅さん。「でかい!」とひとこと。
「よくこんなの運んできたね」と感心したり、あきれたり。
でも、開花の様子が頭に浮かんだのか、満面の笑みだった。


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毎日、作業を見守ってくれています。

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毎年満開の花が春の空をいっぱいに彩るさまを想って大切に植え付ける。ヤマザクラとベニヤマザクラ大小とりまぜて植栽。秋月の新名所になればいいな。


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ここには12mのコブシを植える

春の訪れを告げるコブシの花。とにかく大きいので満開の頃は
青空を白一色に染めることだろう。根鉢の大きさもハンパじゃない。
ひたすら深く、植穴を掘る。そこにたっぷりの土壌改良材を投入。
健全でたくましい根を下ろし、毎年見事な花を咲かせてくれるように!
どれだけ掘ればそれが可能なのか?固い岩盤があれば、
それを壊さなければならない。水はけが悪ければ、
その対策も必要になる。地盤の状態をきちんと把握して、
納得できるまで指示を出す。実は、そこが一番大事な作業なのだ。



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      でかい                重い

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      深い             改良材〜ピートモス





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地中の状態を見極める



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水の問題をどうするか

下草の植栽エリアへ土壌改良材を混入していた時、
土の中から異臭が。上段の田んぼの水が下段に染み出し、
常時水たまり状態。結果土が酸欠をおこし半ば死んだ状態に。
百年の森を目指すからには、ここできちんと対処しなければ。
特に湿気に弱いサクラなどは、100年どころか10年先の成長にも危惧が。
急遽、盛り土をはぎ、腐敗土の盤を壊し、
礫層まで掘削することで帯水を防止。
将来への懸念は発生した時点で、速やかに対処すること。
特に基礎の部分はあとからでは無理。
状況に応じてするべきときにきちんと対策を施すこと。
それが構造的な問題であれば、特に大切なことだと思う。




                    〜まだまだ作業は続きます!





下草

大小さまざまな木が植わり、全体の姿が見えてきました。園路を縁取る植栽エリアに下草を植え付けていきます。

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〜作業は終盤へ

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ベンチ製作

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やわらかな感触の木のベンチを組み立てる



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                立派なテーブル!木の素材は風景によく馴染む



P3200694.JPG木立の中でいこいのひとときももうすぐ
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まだ雪の残る寒さの中で始まった山音ガーデンの工事は、
黒門の桜が満開の頃にようやく完成しました。
山中から大きな木々を掘り出してくれた人、
それを運んでくれた人、橋を架け、下の田んぼに用水を引き、
多くの人々の手間と労力を結集して、
やっと皆様をお招きできるようになりました。
元の風景は一変し、段々畑から雑木林に変わっても、
秋月らしさを失わず、より魅力を増したのではと自負しております。
三隅さんや、近隣の方々にも大変喜んでいただきました。


これからたくさんの人々が秋月の地を訪れてくれ、
この山音ガーデンの森の中で、
自然を思いっきり満喫してほしいと願っています。

                 感謝