一月七日 地鎮祭
この日に地鎮祭が行われました。
土地の気を鎮め、工事の安全を祈願。
お騒がせしますが、絶対いいものを作りますので . . .
〜彩園スタッフ
高揚感と不安の入り交じるひととき
ー すべては三隅さんの
"想い”から始まった
いつもにこやかな月の峠のオーナー三隅さん。
入念におはらいの準備を整えます。
酒と塩を撒いていく
田んぼ、畑の敷地ごとに安全を祈願してまわります。
このとき三隅さんの胸にはどのような想いが
去来していたのだろう . . . .
石垣の保全
工事を行うにあたり、石垣に手を加えない形での造成が進められました。
一度取り除いて再び積み直すこともいけません。
この石垣の保全は、今回の工事を通じて常に細心の注意を
払わなければならない重要なポイントです。
自治体、大学による調査
でっかいヤマザクラ搬入
13m超のヤマザクラを南九州の山の中から、
はるばるこの秋月の地に移植する。
とにかく長い。山中を夜中に出発して、
いったん別の車に積み替えたのち、早朝まだ暗いうちに秋月へ。
対向車が少ないのと、その他の理由による。
もちろん大型トラックに一本しか積めない。
朝、この木を見た三隅さん。「でかい!」とひとこと。
「よくこんなの運んできたね」と感心したり、あきれたり。
でも、開花の様子が頭に浮かんだのか、満面の笑みだった。
毎日、作業を見守ってくれています。
水の問題をどうするか
下草の植栽エリアへ土壌改良材を混入していた時、
土の中から異臭が。上段の田んぼの水が下段に染み出し、
常時水たまり状態。結果土が酸欠をおこし半ば死んだ状態に。
百年の森を目指すからには、ここできちんと対処しなければ。
特に湿気に弱いサクラなどは、100年どころか10年先の成長にも危惧が。
急遽、盛り土をはぎ、腐敗土の盤を壊し、
礫層まで掘削することで帯水を防止。
将来への懸念は発生した時点で、速やかに対処すること。
特に基礎の部分はあとからでは無理。
状況に応じてするべきときにきちんと対策を施すこと。
それが構造的な問題であれば、特に大切なことだと思う。
〜まだまだ作業は続きます!
まだ雪の残る寒さの中で始まった山音ガーデンの工事は、
黒門の桜が満開の頃にようやく完成しました。
山中から大きな木々を掘り出してくれた人、
それを運んでくれた人、橋を架け、下の田んぼに用水を引き、
多くの人々の手間と労力を結集して、
やっと皆様をお招きできるようになりました。
元の風景は一変し、段々畑から雑木林に変わっても、
秋月らしさを失わず、より魅力を増したのではと自負しております。
三隅さんや、近隣の方々にも大変喜んでいただきました。
これからたくさんの人々が秋月の地を訪れてくれ、
この山音ガーデンの森の中で、
自然を思いっきり満喫してほしいと願っています。
感謝