風景は秋が好きだけれど、明日に向かって心躍るのは、春。冬枯れの景色から
若草色、もえぎ色と木々によって葉色が微妙にちがい、日々変わりゆく風景に、
普段は鈍感な私もつい、詩人のような気持ちになります。
その足元に目をやれば、春を謳歌する控えめで知的な花々が、律儀に今年も、
ちゃんと咲いてくれました。
※四季を通じて旬な花々をお届けできたらと考えています。少しづつですがアップして
いきますので、期待していてください。
● ロベリア.O.ブルー
宝石のように鮮やかなブルーの小花が一面をおおい、普段は控えめなのに、春になると、このときとばかり自己主張します。この花にめぐりあえたことが、
喜びになる花。
●クリスマスローズ
この時期、まだ花の少ない早春は、
なんといってもクリスマスローズ。
冬枯れの庭に静かに、それでいて
強い印象を与えながら咲き続けます。爛漫の春に向かうプロローグのような貴重な存在です。