月の峠は、秋月城下の入り口に架かる眼鏡橋のすぐそばにあります。
この付近は、古処山のふもとから流れ出る野鳥川と、峠から下りてくる小さな流れが合流し、とても豊かな水の風景がつくられています。
そして「山音ガーデン」は、正面奥に広がるの古処山系の山並みと、すぐそばの足元を流れる清流に彩られています。
ここ秋月の工事現場には、もともと風情ある下草や畦草が植えられたり自生したりして、里山の風景をほのぼのと演出していました。
もとからあった野の草や、水草は、当然新しい風景にもよく馴染みます。大事にに保存して最適地に再び植え付けます。
派手さはないけれど可憐な花々。うつくしい野の花にもう一度、やさしい眼差しを向けてみませんか?
山中の湿気を帯びた薄暗がりの中、シャガの群生が咲いていたのを見たことがある。
薄青紫の花がひっそりと清楚な輝きを放ち、その美しさにしばし見とれていた。
ここ秋月の沢沿いにもシャガが自生している。また新たに植え付けもした。シャガの花は暗がりがよく似合う。
棚田の景観によく似合い、冬枯れの中でも青々とした葉は、存在感がある。
地元のひとが百年梅と呼ぶ白梅。棚田の石垣から実生で生え、堂々とした姿でそこに立つ。
百年、いやそれ以上かもしれない。石垣の中に根を下ろし、毎年花を咲かせてきた。
その生命力と、偉大な地中根を支えてもなお崩れない昔の石積みの技術力には、ただ驚嘆するのみ。
三隅さんが「古処山の庭」とも呼ぶ山音ガーデンからは、
豊かな自然と史跡にめぐまれた古処山の姿をのぞむことができます。
秋月氏の山城、修験道の霊場としても栄えた歴史の山です。
山音ガーデンはこの古処山とそれに連なる山並みを借景として取り込んでいます。
ふもとから沢づたいに昔ながらの石垣が残り、苔むした岩にはツゲの原生林が根付いています。
ちなみに三隅さんが最後にこの山に登ったのは40年くらい前だそうです . . . . 。
まあ、すぐ近くにいるとそんなものでしょうね。
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